この作品は、フジテレビで2014年1月~3月にかけて放送された全11回のドラマです。
水曜10時放送でした。
三浦春馬さん自身がラストシンデレラ撮影中にフジテレビの人に「命を題材にしたドラマをやりたい」と持ち掛け実現したドラマだそうです。
三浦春馬さん、多部未華子さんのゴールデンコンビ。
弟役は、まだあどけなさが少し残るかわいい野村周平くん。
他の周りを支える役者さんたちもみな、素晴らしくて見ごたえのあるドラマです。
出演者
澤田拓人(三浦春馬)、本郷恵(多部未華子)、向井繫之(斎藤工)、水島守(風間俊介)、
村山陽菜(山本美月)、澤田陸人(野村周平)、澤田佐和子(原田美枝子)、
澤田昭夫(小市慢太郎)桑島すみれ(浜辺美波)、本郷翔子(浅田美代子)、
主治医谷本和志(吹越満)
あらすじ
三浦春馬演じる澤田拓人が就活中に多部未華子演じる本郷恵と出会うことから始まります。
就職が決まり働き始めた拓人に襲った難病ALS。
最初はなかなか病気に向きあえなかった拓人が病気と向き合うことで見事に成長していく。
拓人だけでなく周りの家族や友人、恋人、家庭教師した教え子、恋敵、全ての人がそれぞれの立場で真面目に生きて成長していく。
役作り
三浦さんは役作りのために体重もかなり落としてこの役を演じました。
体重を大きく落として主役としてのモチベーションを維持するのは大変だということは役者でない私にも想像できる。
車いすでの演技にも苦労されたそうだ。
運転が難しく思った場所に停まるのが難しかったと語っている。
進行していくにつれ体の自由が奪われていく主人公を演じきった春馬さんの疲労と安堵は
クランクアップの時の映像で感じられた。
花束を手にスタッフはじめ関係者の皆さんに涙ながらに無事撮影を終えれた感謝の気持ちを話していた。
他の役を通してでも感じるが三浦春馬さんはとてもプロ意識の高い素晴らしい役者さんだと思う。
その時々、精一杯良い作品つくりの為に限界まで努力し尽くした姿が感じられる。
ほぼ全作品を観、生前の色んなエピソードも知り、三浦春馬さんは「役者の鑑」だと強く感じます。
もう、こんなに魅力を感じる役者さんとは私は出会えない気がします。
「僕のいた時間」とてもいい作品なので多くの方に観て頂きたいです。
※春馬さんが五代友厚を演じた映画「天外者(てんがらもん)」も観ましたがとても素晴らしかったです。(追記)
